～未来へ紡ぐ持続可能な森林の創生～

当社の取組みとして、2024年5月17日、「森の中の工場（那須工場）」敷地内において、杉の苗木1,000本の植樹を実施いたしました。

ナニックの製品は自然の恩恵により生まれたカーボンニュートラル（※）な素材であり、持続可能な環境サイクルの一環として捉えられます。私たちは、第三者が森林の維持や植林活動に取り組むことを前提としております。ナニックは、自らも積極的に植林を行い、森林を育てることを実践し、持続可能な環境サイクルの形成、そして社会に啓発を与える一助になることを目指しています。

（※）カーボンニュートラルとは、木の成長過程における光合成による二酸化炭素の吸収量と、木の焼却による二酸化炭素の排出量が相殺され、プラスマイナスゼロになるという考え方

社内にて植樹場所のネーミングを募り、「千本杉の森」という名称に決定しました。未来に残る森として、ふさわしいネーミングとなりました。

「森の中の工場（那須工場）」とは

2022年5月に埼玉県戸田市に分散していた生産拠点を栃木県那須塩原市の新工場へ移し、統合しました。
長年、人の手が入らずに放置され、荒廃していた森林の中に新工場施設を開設し、地元の森林組合の協力を得て、倒木の除去や枯木の伐採、間伐、除伐、遊歩用の小径などの整備行い「森の中の工場」をコンセプトに自然・生物と共存する健康な森林を蘇らせ、再生していく試みが進行中です。

植樹の詳細

【場　所】 ナニックジャパン株式会社 那須工場 栃木県那須塩原市関谷2000-4
【実施日】 2024年5月17日
【樹　種】 杉の苗木1,000本（敷地面積5ha内の約10％相当0.5haを利用）

「未来へ紡ぐ持続可能な森林の創生」

森の中の工場（那須工場）を再生していくプロジェクトの一環として、「未来へ紡ぐ持続可能な森林の創生」を
コンセプトに、工場の敷地内に杉の苗木を「1,000本」植林しました。
森の中の工場では、「材料選定」、「製造工程」、「品質管理」、「環境対策」まで、一貫生産を行う国内唯一の専
門メーカーならではの工場見学を体験することができ、また、「ナニックの環境にやさしいモノづくり」につい
て、SDGｓの観点からも学ぶこともできます。
今後、工場見学の一環として記念植樹を行っていただくことも準備しており、みなさまと共に、「森の中の工
場」を未来へ紡いでまいります。

植樹会の様子

ナニックの考える持続可能な循環サイクル（国産杉の例）